北九州学術研究都市
北九州学術研究都市は、「アジアに開かれた学術研究拠点」と「新たな産業の創出・技術の高度化」を目指し、理工系の国・公・私立大学や研究機関が同一のキャンパスに集積するという独自の試みとして、2001年4月にオープンしました。現在、進出した大学が北九州学術研究都市の理念を共有して、先端的な科学技術、特に「環境技術」と「情報技術」を中心に活発な教育研究活動を展開しています。
また、公益財団法人北九州産業学術推進機構(FAIS)が、産学連携や研究開発支援のサポート、高度人材の育成等に取り組んでいます。
【立地する大学・研究機関等】
学生2,329人、研究者314人。※2016.5.1現在
国・公・私立大学(1学部4大学院)
・北九州市立大学国際環境工学部
・大学院国際環境工学研究科
・九州工業大学大学院生命体工学研究科
・早稲田大学大学院情報生産システム研究科
・福岡大学大学院工学研究科
研究機関(16機関)、研究開発型企業等(47社)※2017.1.1現在
連携大学院
カーエレクトロニクスコース/インテリジェントカー・ロボティクスコース
北九州学術研究都市にキャンパスを構える3大学がそれぞれの強みを結集して、自動車のエレクトロニクスの基本技術を学ぶ「カーエレクトロニクスコース(カーエレコース)」と、自動車・ロボットの知能化技術を学ぶ「インテリジェントカー・ロボティクスコース(カーロボコース)」で構成する連携大学院を運営しています。 両コースでは、産業界のニーズに応えて、自動車とロボットの分野で次世代を担うリーダーとしての高度専門人材を育成しています。
また、産業界だけでなく社会全体を変革するキーテクノロジーとして、人工知能の研究開発を担う人材の育成が急務となっていることを踏まえ、2017年度からカーロボコースに「AIサブコース」を設置しました。
市内4大学とコンベンションの誘致及び開催に関する連携協定
2015年8月、北九州市内に立地する九州工業大学、九州歯科大学、北九州市立大学、産業医科大学と、北九州市、北九州商工会議所、(公財)北九州観光コンベンション協会で、コンベンションの誘致及び開催に関する連携協定を締結しました。
4大学は、会議の主催あるいはローカルホストとして、これまでも国際会議や学会の開催に取り組んできました。
今後は、連携を強化することによって、さらにコンベンションの誘致と支援の充実を図っていきます。
九州工業大学
「技術に堪能なる士君子」の養成を建学の理念に、百年を超えて確固としたもの創り技術を有する志の高い高度技術者を輩出してきました。
工学系学部と大学院を有し、環境関連工学、航空宇宙工学、ロボティクス分野などの先端的な研究を推進しています。
北九州市立大学
産業医科大学
九州歯科大学