環境産業・次世代エネルギー拠点の形成
【再生可能エネルギー関連プロジェクト】
★響灘沖約2,700ヘクタールに洋上風力発電を建設予定(2022年から着工・稼働予定) ★太陽光発電導入251,715kW(全国3位)、風力発電導入20,852kW(政令指定都市1位)(2016年9月時点)【エコタウン事業】
北九州市では、環境政策と産業振興政策を統合した独自の地域政策として環境・リサイクル産業の振興を柱とするエコタウン事業を展開しています。企業立地数は23社・団体、進行中の実証研究9件、視察者数累計は145万人(2017年2月現在)。【北九州スマートコミュニティ事業】
2010年から5年間、北九州市の東田地区では、工場とまちが共生するまちづくりを目指し、更なる低炭素化を目指す実証事業を行い、2014年時点でCO2を51.5%減を達成しました。
ロボット産業の集積・拠点化
北九州市には産業用ロボットの世界的メーカーである㈱安川電機が立地するほか、ロボット産業を支える企業・研究者の集積が進んでいます。
産業用ロボットについては、今後、自動車生産ライン向けから物流、医薬品・食品工場など幅広い分野での活躍が見込まれており、本市としても地元製造業の導入支援を通じて、生産性向上と競争力強化を進めているところです。
また、サービスロボットについては、2017年に指定された国家戦略特区に基づいて全国に先駆けて介護ロボットの実 証事業に取り組むほか、インフラ点検ロボットなどの新たなロボット技術の実用化に向けた研究開発支援にも取り組んでいます。
自動車産業・次世代自動車産業の拠点化
北九州市を含む北部九州エリアには4つの自動車メーカーが立地しており、年間154万台の生産能力を持つ日本の自動車産業を支える一大拠点を形成しています。地元の中小企業も自動車部品関連企業への事業拡大や新規参入を進めています。
次世代自動車については、北九州学研都市で、人工知能を活用した完全自動運転車両の開発を目指しています。また、超小型モビリティの走行実証事業や燃料電池自動車の普及促進も進めており、自動車メーカーや行政と連携した次世代自動車の開発・実証・生産の一大拠点を目指しています。